タイトル:今、ストーカー被害・加害にいかにして向き合うか~意識のアブデートを目指して~京都ストーカー相談支援センター5周年記念シンポジウム
サブタイトル :変わる・変える これからのストーカー対策
・主催 京都府警察本部 京都市男女共同参画センター
・内容:ストーカー事案は、時代を背景にその態様も変化し、移り変わっていきます。
・パネリスト
桶川ストーカー殺人事件」の被害者である猪野詩織さんのお父様 猪野 憲一様
犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務次長、桜みらい法律事務所 弁護士の上谷さくら様
文筆家、イラストレーター 内澤 旬子様
・内容:ストーカーの被害防止などの諸対策について、いかに立ち向かっていくかということを、大きく2つのテーマに分けて議論しました。
1つ目は、「SNS等を利用したストーカーへの対策」
2つ目は、「ストーカーの被害者支援に足りないもの」と「加害を防止するための取組み」
最近のストーカー事案にSNSが絡まない事案はないといっても過言ではなく、出会いの場はマッチングアプリ、やりとりはLINE、インスタグラム、twitter、フェイスブックなどのSNSで、ときには、リベンジポルノなどの事件に発展することも少なくありません。
若者のSNSの問題に詳しい上谷さくら先生からSNSに絡むストーカー事案の例や課題などについて話をお聞きしました。
また、ストーカー規制法が制定されて22年が経過し、警察のストーカー被害者の支援も大きく変わってきていますが、警察や関係機関の被害者支援について不足しているところや、もっとこうすればいいのではということなどについて議論しました。
猪野憲一さまから、国が主導して被害者の支援を進めるために「被害者超庁」の創設をすべきとの提言がありました。